                             追加情報
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ソフトウェアMIDI音源シンセサイザー(for ALSA)
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このパッケージはTiMidity++をALSAのためのMIDIポートにする機能を含みます。
root権限で /etc/init.d/alsa2midi status を確認してください。
(不要なら停止しても問題ありません。任意にはstart/stopで制御できます)

注:このパッケージはデスクトップ設定を含み、サウンドフォント(音色ファィル)
   必須の構成になっています

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インターフェイスには gnome や Emacs、そして Tcl/Tk (tclx)が使えます。
Tkを使うためには wishx を tclx へ 橋渡しするスクリプト wishx_transition
パッケージをご利用下さい。
※2008-07-01追記
 tclx は 2008-07-01 現在 extras に分類されています。よって、標準の環境
では tcl/tk インターフェイスは起動しません。extras のtclxを追加してから
 wishx_transition をインストールする必要があります。
 TiMidity++にとってはインターフェイスの一つと考え、動作にとって必須では
無いので、これに対する依存情報は今のところ設定していません。
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※サウンドフォントについて

演奏するためには、サウンドフォント(*.pat または *.sf2)をインストール、
または入手し、timidity.cfg 設定ファイルを作成します。
設定ファイルは、
 /etc/timidity/timidity++.cfg
 /etc/timidity/timidity.cfg@ --> /etc/update-alternatives/timidity.cfg
……の順序で認識されますが、timidity++.cfg が存在すると timidity.cfg は
読み込まれません。そこで、source 文を使って timidity.cfg をインクルード
しています。
このパッケージにはサンプルのtimidity.Sample.cfg が含まれ、
 /etc/timidity/timidity.cfg にリンクされています。
※soundfonts2を提供するパッケージが必ず先にインストールされるはずなので、
  update-alternativesのリストに出るだけで実際には使われません。

あくまで参考ですが、共通の起動時オプションを設定する場合は、
 timidity++.cfg に、サウンドフォントに固有の定義は timidity.cfg@ を
活用すると良いかと思います。( timidity++.cfg の文末に source文を)

VineLinux様に用意した freepatsパッケージなどのサウンドフォントを使用する
場合には、root権限で timidity.cfg のサウンドフォント定義を切替えられる
ようにしています。

rootコマンド
  update-alternatives --config timidity.cfg

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※サウンドフォントの追加
今のところ、各ユーザーでの運用では無くて、システム全体で一つの(1セットの)
音色ファイルを使う場合を想定しています。

*.sf2 形式の場合の例
  %{_datadir}/soundfonts/%{サウンドフォント名}でディレクトリを作ります。
  例えばサウンドフォントが Sample.sf2 であるならば、
  /usr/share/soundfonts/Sample/ ディレクトリを作り、そこに Sample.sf2 を
  置きます。

  次に そのサウンドフォント用のtimidity.cfg の内容を定義します。
  もっとも単純には、/etc/timidity/timidity.cfg の末尾にフルパスで指定する
  ことです。
  soundfont /usr/share/soundfontsSample/Sample.sf2
  (末尾に書いたものが最後に読み込まれます)

  あるいは update-alternatives による切替えを行いたいのであるなら、まず
   cfgファイルを作って /etc/timidity/ に置きます。例えば次のようにします。

  (ファイルの作成)
  /etc/timidity/timidity.Sample.cfg

  内容ですが、もっとも単純には先と同じくフルパス指定だけです。

  (内容)
  soundfont /usr/share/soundfontsSample/Sample.sf2

  もっと複雑な指定を行いたい場合は man timidity.cfg を読んだり、別の
  ユーティリティである soundfont-utils 内の unsf あたりが必要になる
  でしょう。

  続いて、update-alternatives コマンドを使って管理に含めます。
  root コマンドです。

  # update-alternatives --install \
    /etc/timidity/timidity.cfg timidity.cfg \
    /etc/timidity/timidity.Sample.cfg 30
  (実際は一行。そして最後の優先度をあらわす数字は任意です)

  最後に update-alternatives コマンドで切り替えます。

  # update-alternatives --config timidity.cfg

  管理から外す時は次のコマンドを実行します。
  # update-alternatives --remove \
     timidity.cfg \
     /etc/timidity/timidity.Sample.cfg


*.pat 形式の場合の例
  ディレクトリを作って、そこにファイル一式を置く所等はSF2形式と同じです。
  update-alternatives の管理に含めるやり方も同じになります。

  通常、個々の楽器毎にファイルやディレクトリが分かれていますが、
  TiMidity++ の場合、アーカイブ形式にも対応しているそうです。その場合は
  アーカイブファイル名の後に'#'をつける事で表します。
  (※man timidity.cfgより)

  *.pat 形式の場合は、ファイルが個別になっていますので、つまりは個々の
  ファイルをすべてフルパスで指定することになります。
   (※freepat パッケージにはファイル一覧から *.cfg ファイルを生成する
      簡単なシェルスクリプトが付属しています)

  記述の能率を上げるためには、例えば次のオプションが使えます。
  ## 次のディレクトリを検索パスに加える
  ## ファイルを指定する時にこの部分を省略できる事になる

  # dir /usr/share/soundfonts/Sample

  他にも、指定ファイルを別に用意して、読み込む設定があります。
  ## 他の設定ファイルをこの場所に読み込む
  # source /etc/timidity/Sample.cfg

  設定内容の主なモノは次の3種類です。
  ## トーンバンクの指定
  ## ドラムセットの指定
  ## 個々のトーンやドラムの指定

  簡単な設定としては次のようになります
  ## トーンバンクの指定
  bank 0

 0	Tone_000/000_Acoustic_Grand_Piano.pat amp=120 pan=center
 1	Tone_000/001_Acoustic_Brite_Piano.pat 
 2	Tone_000/002_Electric_Grand_Piano.pat 
   .....以下省略......

  ## ドラムセットの指定
drumset 0

 25	Drum_000/025_Snare_Roll.pat 
 26	Drum_000/026_Snap.pat 
 27	Drum_000/027_High_Q.pat 
   .....以下省略......

  個々のトーンやドラムの指定等は必要に応じて行います
0	Tone_000/000_Acoustic_Grand_Piano.pat amp=120 pan=center

  これらの設定値も man timidity.cfg に詳しく載っています。
   (どうするべきか、については個人の裁量ですのでがんばってください)

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※フリーに使えるサウンドフォントを見付けたら追加していきたいと思って
  います。
                                                記述:馬場崎 誠一郎
